2022年6月のちくまトピックス

更新日:2024年01月30日

6月25日(土曜日)市内外の飲食店が市総合観光会館に集結「あんずフェア×(かける)うまいもん展」を開催

賑わう会場の様子
あんずを買い求める来場者

信州千曲観光局は、旬のあんずや市内外のグルメが楽しめる「あんずフェア×(かける)うまいもん展」を市総合観光会館で開催しました。
会場には、今が収穫真っ盛りのあんずや市内外の飲食店がグルメなどを販売するブースが並び、生食に向いた品種のあんず「ハーコット」は開始30分で売り切れになるなど、大盛況となりました。
あんずを購入しに家族で訪れた木村和也さん(長野市)は「お店も人も多くて驚きました。すぐに売れてしまったあんずもあり、生あんずの人気を実感しました」と話しました。

6月25日(土曜日) 若者たちがまちづくりへの熱い想いを語る 市まちづくりチャレンジ事業補助金公開プレゼンテーション

屋代高校生徒の公開プレゼンテーションの様子
屋代高校附属中学校の公開プレゼンテーションの様子

市は、「千曲市まちづくりチャレンジ事業補助金」の公開プレゼンテーションを市役所で開催しました。
この補助金は、市のまちづくりの基本理念の一つである「協働のまちづくり」を推進するため、市内で行なわれる「まちづくり」活動へのチャレンジを支援することを目的に今年度より新たに始まった補助制度です。今年度は、「一般の部」、「次世代チャレンジの部」と「学生チャレンジの部」あわせて全12団体から応募がありました。
この日は、「次世代チャレンジの部」と「学生チャレンジの部」の公開プレゼンテーションを実施。屋代高校、屋代高校附属中学校や長野大学の学生約40人が参加し、市を活性化するさまざまな手段をプレゼンテーションしました。
審査選考委員長の小川修一市長は「熱のこもったプレゼンテーションをありがとうございました。しっかり想いを受け取らせていただきました」と話しました。
屋代高校前駅の活性化を目的にプレゼンテーションを行なった、屋代高校2年の吉池心子(ここ)さんは「学校の先生から教えてもらったことがきっかけでこの補助金を知り、クラウドファンディングよりもリスクが少なく、学生にとってチャレンジしやすいと思ったので応募しました。審査が通ったら責任感を持ってやり遂げたいと思います」と話しました。
今年度は8団体の事業が採択され、総額83万9千円が補助金として交付されます。当補助金の採択結果は市ホームページから確認することができます。

6月25日(土曜日)稲荷山祇園祭の神輿が新調され式典が開催されました

稲荷山祇園祭の新旧みこしが並ぶ
左に旧みこし、右に新みこしが並ぶ
小川市長、来賓、施工業者宝珠堂、寄付者、地元区長他で新神輿を囲んで記念撮影
小川市長、施工業者宝珠堂、稲荷山神輿会のみなさんなどで新神輿を囲んで記念撮影

稲荷山祇園祭のお神輿(みこし)が新調され、稲荷山公民館で神事とお披露目式が開催されました。この祇園祭は200年以上の伝統を有する地域に根ざした民俗行事で、市指定無形民俗文化財にも指定されています。神輿の新調は約157年ぶりで、今回の新調にあたっては、地元区民などからの寄付、宝くじ助成金や市教育委員会の補助金などが充当されています。
神事では新旧の神輿交代に伴う遷霊・入魂などが行なわれ、神事の後に行なわれたお披露目式で小川市長は「コロナ禍により市内のさまざまな行事が影響を受けていますが、コロナ禍以前よりも盛大な祇園祭が復活することを願っています」とあいさつしました。
稲荷山神輿会の越山義幸さんは「地域の皆さんがみんなで寄付して新しくなった神輿を見て、明るく楽しく、良い張り合いを持っていけたらいいと思います。祇園祭の神輿は疫病退散の守護神である牛頭天王(ごずてんのう)をまつったものになるので、稲荷山中の地域の健康を願っているところです」と述べました。

6月23日(木曜日) 第40回長野県消防救助技術大会 千曲坂城消防本部が2種目で優勝

小川市長と大内副市長と記念撮影する消防隊員
小川市長と大内副市長と歓談する消防隊員

6月18日(土曜日)に長野県消防学校で開催された「第40回長野県消防救助技術大会」に出場した千曲坂城消防本部の救助隊員4人が市役所を訪れ、小川修一市長に大会の結果を報告しました。
この大会は、毎年6月に開催され、救助技術の高度化に必要な基本的要素を錬磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、他の模範となる消防救助隊員を育成することを目的としています。
千曲坂城消防本部は陸上の部3種目と水上の部1種目に出場。水上の部「基本泳法」と陸上の部「ほふく救出」で見事優勝を収めました。この結果、「基本泳法」は7月15日(金曜日)に東京都立川市で開催される「第50回消防救助技術関東指導会」、「ほふく救出」は8月26日(金曜日)に同市で開催される「第50回全国消防救助技術大会」へ出場します。
小川市長は「この大会で好成績を残すことで、市民が安心して生活できることに繋がります。上位大会でも頑張ってきてください」と激励。春日拓巳隊員は「上位大会でもいい成績を残せるように頑張ってきます」と大会に向けて意気込みを語りました。

6月20日(月曜日)元市観光大使Tommy CHOさんに感謝状を贈呈

感謝状を手に取るトミーチョウさんと小川修一市長の記念撮影
懇談するトミーチョウさんと小川修一市長

鍵盤ハーモニカアーティストのTommy CHO(トミー チョウ)さんの市観光大使任期満了に伴う感謝状贈呈式が千曲市役所で行なわれ、小川修一市長からTommyさんに感謝状が贈呈されました。
Tommyさんは平成30年3月16日から2期4年の間、市観光大使を務め、コンサート会場で千曲市の物産ブースを設けて特産品のPRや「あん姫のうた」の作曲を手掛けるなど、音楽活動を通じて市の魅力を発信。また、令和元年東日本台風災害で千曲市が被災した際には、Tommyさんが住む神戸市でチャリティーコンサートを行なうなど、市観光大使として尽力しました。
贈呈式でTommyさんは「気が付くと千曲市に通い始めて17年が経ちました。皆さんとともにさまざまな企画ができたことに充実感を感じています。今は寂しさもありますが、これまでも、これからも千曲市を想う気持ちは変わることなく、音楽の力で千曲市の心が一体となるようなお手伝いをしていきたいです」と話し、小川市長は「新型コロナの状況も変化してきており、これからは音楽のライブなども少しずつ開催できるようになってくると思います。観光大使の任期は満了となりますが、市としても、音楽を楽しめる雰囲気作りなど協力していきたいです」と話しました。
Tommyさんは7月23日(土曜日)に信州の幸(めぐみ) あんずホールで「信州の幸 あんずホール リニューアル記念 特別LIVE Tommy Pianica Soul “What a Wonderful World”」を開催する予定です。

6月16日(木曜日)千曲市出身ピアニスト梨本卓幹(たくみ)さんが市長を表敬訪問

小川市長と梨本卓幹さんが記念撮影
梨本卓幹さんが小川市長と小松教育長に近況報告する

千曲市内川出身で、県内外で活躍するピアニストの梨本卓幹さんが小川修一市長を表敬訪問しました。

梨本さんは音楽一家に生まれ、3歳の頃からピアノを始め、数々のピアノコンクールで多くの賞を受賞。東京芸術大学音楽学部ピアノ科を卒業後、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院に留学。19年リスト音楽院での秋篠宮佳子内親王御前演奏会をはじめとする日本・ハンガリーの友好コンサートなど国際的なステージにも多数出演しています。また、6月16日に自身初の1stアルバム『言の葉Music』をリリース。ブックレットには収録曲の紹介の他、ハンガリーや千曲市での風景などが詰まったアルバムとなっています。

梨本さんは、「クラシックというと敷居が高いという人が多いです。確かにクラシックは崇高な音楽ですが、知識がないと楽しめないというわけではありません。多くの人にクラシックに触れて感じて楽しんでもらえるとうれしい」と述べました。小川市長は、「コロナ禍でいろいろと自粛続きになっているが、梨本さんの力をいただいて市を元気にしていけたらうれしいです」と述べました。

6月12日(日曜日)第30回科野のムラお田植えまつり

屋代南高の早乙女たちが田植えを行う_右から
屋代南高の早乙女たちが田植えを行う_左から撮影
田植えを盛り上げる一重山太鼓のみなさん
田植えに参加した早乙女たちと来賓の皆さんで記念撮影

科野の里歴史公園で、第30回科野のムラお田植えまつりが開催されました。このまつりは、千曲商工会議所などで作る森将軍塚まつり実行委員会が主催し、公園内の田んぼに古代米やもち米の苗を植えて豊作を願うまつりで、毎年6月に開催されています。

一重山太鼓が鳴り響く中、早乙女姿に身を包んだ屋代南高校3年生の生徒5人が横一列に並び、足を取られながらも、田植えを行ないました。

武井音兵衛委員長は「例年だと一般参加もありますが、今回はコロナ禍ということもあり、昨年に引き続き実施しません。本日田植えをして収穫したお米は11月3日の森将軍塚まつりで披露される予定です。実りの秋に向けて、田植えをよろしくお願いします」とあいさつ。早乙女の衣装を着て田植えをした小岩未来(みく)さんは「田植えはおじいちゃんの田んぼでもやってますが、大勢の人が見守る中でするのは緊張しました。コロナでさまざまな行事が自粛される中、こうしたイベントがあることを多くの人に知ってもらえるとうれしいです」と話しました。

6月11日(土曜日)~12日(日曜日)第3回 みんなのネコねこ写真展&ねこ温泉写真展

ネコ温泉の展示
ねこ写真展
ネコのシンポジウムの様子

ボランティア団体「千曲ねこの会」が主催する「第3回 みんなのネコねこ写真展&ねこ温泉写真展」が市総合観光会館で開催され、併せてネコに関する座談会やシンポジウムが開催されました。

12日(日曜日)に開催されたシンポジウムでは、温泉ライターである西村理恵さんなどをコーディネーターとして、地域ネコの取り組みの先進地である台湾の新北市ホウトン、温泉ネコとして有名になった野沢温泉の「桐屋旅館」や大分県鉄輪(かんなわ)温泉の旅館「かんなわ ゆの香」と遠隔でつなぎ、それぞれの取り組み事例が発表されました。台湾のホウトンでは、かつての炭鉱の町ホウトンが、増えすぎたネコに対する取り組みとして、不妊化手術、狂犬病注射や行政によるネコの頭数管理などが行なわれ、現在では世界的なネコの観光地として発展した経過が紹介されました。また、野沢温泉や大分県鉄輪(かんなわ)温泉の事例では、宿としてはいままでネコを飼っていることを紹介してこなかったが、あえてネコの宿としてPRすることで宿泊者数の増加につながったり、今まで訪れることの少なかった若い人の宿泊が増えたことが発表されました。

シンポジウムの様子は6月26日まで「千曲ねこの会」のFacebookページから見ることができます。

なお、市は、令和2年度から同団体と協定を結び、市民協働事業として「猫の適正飼育の啓発と地域猫モデル事業」の推進を目指しています。また、望まない猫の繁殖を制限することにより、市民の快適な生活環境の保持を図るため、市では飼い猫と飼い主のいない猫の不妊去勢手術を行なった経費に対し、予算の範囲内で補助金を交付しています。

6月12日(日曜日)豪雨災害に備え、市消防団が水防訓練

水防訓練で土嚢づくりをする消防団
水防訓練で水防工法を学ぶ消防団

市消防団は、豪雨災害などに備えて、大西緑地公園で水防訓練を行ないました。
訓練は、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに実施。消防団員約250人が参加して、土のう作りと堤防の居住側から水の吹き出しが確認された際を想定した水防工法を学びました。
団員は、堤防法面より水が吹き出した場合に堤防の決壊を防ぐ「月の輪工法」と、平場より水が吹き出した場合に堤防の決壊を防ぐ「釜段工法」を実習しました。各分団の分団長が、それぞれの工法の用途や作業手順における注意点を説明。団員同士で土のうの積み方を確認し合いながら工法を学びました。
訓練に参加した第4分団の杉浦玄季さんは「台風19号災害で改めて水防の大切さを感じました。有事の際に役立てるようにしておきたいです」と話しました。

6月7日(火曜日)3年ぶりのオープンへ向けて 埴生中学校生徒が市民プール清掃

市民プールの清掃をする埴生中学校生徒
ブラシ清掃する埴生中学校の生徒

埴生中学校の全校生徒約270人が、来月のオープンを前に更埴中央公園市民プールの清掃活動を行ないました。今年で41回目となるこの活動は、昭和55年から続く同校の恒例行事で、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに行なわれました。
ジャージ姿の生徒たちは、プールサイドの草取りや管理棟内をブラシで磨き、冬の間にたまった汚れをきれいにするために1時間ほど作業を行ないました。
編集委員会副委員長を務める同校3年生の山浦凛さん(杭瀬下)は「市民プールは小学校の時から来ていました。コロナ禍だったので清掃するのは初めてでしたが、更衣室の中に落ち葉がたくさん入っていて思っていたよりも掃除するのが大変でした」と話しました。
市民プールの今シーズンの営業期間は、7月23日から8月21日まで。新型コロナウイルス対策で入場者を1日500人に限定した上で、検温や消毒を求めます。入場料は一般300円、3歳から中学生までが150円で、オープン初日は無料です。

6月5日(日曜日)ちくま環境エネルギーセンター・Re SPAシンコースポーツ 竣工式

テープカット
ちくま環境エネルギーセンターと千曲市余熱利用施設を外から撮影
エア遊具の滑り台で遊ぶ子供たち
サインする信州BW西山選手と長野パルセイロレディースの池ヶ谷選手、伊藤選手

ちくま環境エネルギーセンターおよびRe SPAシンコースポーツ(千曲市余熱利用施設)の竣工式とオープン記念イベントが開催されました。
ちくま環境エネルギーセンターは屋代地区で建設を進めてきたごみ焼却施設で、千曲市、坂城町および長野市南部の可燃ごみを受け入れます。一方、Re SPAシンコースポーツ(千曲市余熱利用施設)は、ごみ焼却による余熱を利用した温浴施設で、お風呂やトレーニングルームなどの施設があります。
この日は竣工式とオープンに合わせたイベントが開催され、信州ブレイブウォリアーズの西山達哉選手や長野パルセイロレディースの池ヶ谷夏美選手、伊藤めぐみ選手によるサイン会やビンゴ大会などが行なわれました。坂城町から訪れ、普段から信州ブレイブウォリアーズを応援しているという大塚さんは「いつも信州BWの試合を観戦していて、この日はサイン会ということもあり訪れました。ごみ処理場というと、迷惑施設という印象がありますが、環境にも配慮された立派な施設になったと思います」と述べました。また、プレオープンに続き2回目の入浴に訪れたという中村朝春さん(稲荷山)は「今日は湯温が42度と少し高めでしたが、いいお湯でした。洗い場は仕切りがしっかりしていて、コロナ対策もよくできていると感じました」と述べました。

6月2日(木曜日)ボアルース長野が市長を表敬訪問

ボアルース長野の土橋GM、柄沢監督、山蔦コーチ、米村キャプテンと小川市長が懇談する様子
土橋GM,柄沢監督、山蔦コーチ、米村キャプテンと小川市長がユニフォームを持った記念写真

日本フットサルリーグ(Fリーグ)のF1に所属するボアルース長野の運営会社「株式会社ボアルース長野フットサルクラブ」の土橋宏由樹ゼネラルマネージャー(GM)、柄沢健監督、山蔦一弘コーチと米村尚也キャプテンが市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。
同クラブは、F1リーグに所属して4シーズン目を迎え、開幕戦は6月19日にアウェイで名古屋オーシャンズと対戦します。
土橋GMは「ことぶきアリーナ千曲は、演出面を含めてやりやすい会場です。選手のモチベ―ジョンも上がり、いい環境でやらせてもらえることに感謝しています。昨年はなかなか勝つところをお見せできなかったので、今年は最下位脱出を目指し頑張りたいです」と抱負を語り、米村キャプテンは「ファンやサポーターとすごく近く、観客の声援が届きやすいので、臨場感あふれる試合を楽しんでいただけると思います」と話しました。小川市長は「実際に試合を見ると早い試合展開などに圧倒されます。多くの人に楽しんでもらえるよう、市もムードを高めていけるよう協力していきます」と話しました。
ボアルース長野は、7月10日からことぶきアリーナ千曲でのホームゲームを8試合予定しています。

6月2日(木曜日)「夢」実現へ!戸倉小6年生がキティパークの遊具を投票で決定

戸倉小学校6年松組の授業の様子
抽選で決定した遊具のイメージ図

戸倉小学校6年松組の児童24人が、戸倉宿キティパークに新しく設置する大型遊具を投票で決定しました。
同組の児童は昨年、地元の小学校に通う児童たちが自分たちのふるさとを研究した成果を発表する「戸倉・更級ふるさと物語」で「戸倉に活気を取りもどそうプロジェクト」と題して、キティパークへの遊具設置などを提案。この提案を踏まえて、市は、児童へのアンケートを基に遊具の4つの案を作成。児童たちは自分の経験などから「滑り台が長いと勢いが出すぎて着地が危ない」「遊具に動物の絵があると興味を惹かれる」などさまざまな意見を交え、投票で色鮮やかなネットやチェーンなどの仕掛けがたくさんある遊具に決定しました。
島津虹彩(ななせ)さんは「色んな意見を聞いてどれにするか悩んだけど、最後は自分がいいなと思った遊具に投票しました。自分が投票した遊具とは違うものが選ばれたけど、選ばれた遊具もとっても楽しそうなので、今から遊ぶのが楽しみです」と笑顔で話しました。
選ばれた遊具は、今年11月に設置を予定しています。

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