2022年7月のちくまトピックス

更新日:2024年01月30日

7月27日(水曜日) 地球温暖化防止(ゼロカーボン)講演会

地球温暖化防止(ゼロカーボン)講演会のようすを後ろから撮影
地球温暖化防止(ゼロカーボン)講演会のようすを前方から撮影

市は、地球温暖化防止(ゼロカーボン)講演会を信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催し、千曲市まちづくりアカデミーアドバイザーで元副知事の中島恵理さんが講演しました。
講演で中島アドバイザーは、21世紀中の平均気温の上昇を1.5度以内に抑えるため、2050年にゼロカーボンを達成する必要があることや、ゼロカーボンを目指すためにライフスタイルの改善が必要であることを説明しました。また、太陽光パネルの共同購入や省エネ家電の購入を支援する長野県のキャンペーンなどを紹介しました。
講演を聞いた千曲市連合婦人会の宮坂ケイ子さんは「ゼロカーボンについて、わかりやすく説明してもらい、中島先生の実生活や実体験を通したエコライフの話が聞けて良かったです」と話しました。
千曲市を含む9市町村で構成する長野地域連携中枢都市圏は、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボン宣言(リンクに飛びます)」を発出しています。

7月26日(火曜日)ハンドボール Nagano Yeti KIDS女子チームが全国大会出場を報告

市長と記念撮影するNaganoYetiKIDSの選手と監督ら
市長と歓談するNaganoYetiKIDSの選手たち

小学生ハンドボールチーム「Nagano Yeti KIDS(ナガノ イエティ キッズ)」の女子チームの選手らが市役所を訪れ、8月4日から7日にかけて京都府で開催される「第35回全国小学生ハンドボール大会」に出場することを小川修一市長に報告しました。
同チームは、6月11日にことぶきアリーナ千曲で開催された「2022年度長野県小学生春季ハンドボール大会兼全国小学生ハンドボール大会長野県予選会」で埴生小学校ハンドボール班と対戦し、12対4の大差で勝利し優勝。チーム発足3年目にして初めて、念願の全国大会出場を勝ち取りました。
小川市長は「全国大会出場おめでとうございます。ひとつでも多く勝って、いい結果が残せるように頑張ってください」と選手たちを激励。
荒木紗和(さわ)キャプテン(屋代小)は「全力でプレーして勝つことを目標にしています」と話し、垣本莉衣咲(りいさ)副キャプテン(治田小)は「いっぱい活躍して、勝利を目指して頑張りたいです」と大会に向けた意気込みを語りました。

7月21日(木曜日)消費者被害に遭わないために 市が屋代南高校で講義を実施

屋代南高校で消費者被害防止の講義を行う市職員

市は、屋代南高校で消費者被害防止のための講義を実施し、同校の3年生約100人が受講しました。
今年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことに伴い、消費者被害に遭うリスクが高まることから「18歳から大人!~消費者トラブルに遭わないために~」をテーマに実施。市職員が講師となり、契約に対する基礎知識やクーリング・オフ制度などの解約方法、カード払い・投資のリスクなどを講義しました。
講師を務めた市生活安全課の中山秀一係長は「まずはトラブルに遭わないために知識を身に着けることが大切です。トラブルに遭った時に冷静に対処することや困ったら悩まずに相談するようにしてください」と話しました。

7月19日(火曜日) 屋代高校男子・女子ハンドボール班が全国出場を小川市長に報告

屋代高校ハンドボール班3年生の皆さんと小川市長が歓談
屋代高校ハンドボール班3年生の皆さん、馬場校長、若林教諭、小川市長で記念撮影

屋代高等学校男子・女子ハンドボール班の3年生が小川修一市長を訪れ、7月29日(金曜日)から愛媛県で開催されるインターハイへの出場を報告しました。
同ハンドボール班は、6月に行なわれた県大会決勝で、男子が長野南高校を30対26の接戦で制し、女子は東海大学付属諏訪高校を31対23で制して、アベック優勝を達成。男女ともにインターハイへの出場権を掴み取りました。
小川市長は「インターハイ出場おめでとうございます。優勝目指して頑張ってください」と激励。女子主将の北澤のどかさん(戸倉上山田中出身)は「これまで活動を支えてきてくれた方々に感謝の気持ちを届けられるようにプレーしたいです。今まで自分たちが頑張ってきたことをすべて出し切って悔いの無いように、また、コロナ禍でできるハンドボールを楽しんで帰ってきたいです」と話し、男子主将の美齊津七萌(みさいづなお)さん(屋代高校附属中・御代田町出身)は「自分たちの集大成として結果も出したいですが、応援してくださっている方や、一緒に練習して高めあってきたライバルの長野南高校の皆さんの気持ちも背負って精一杯頑張りたいです」と話しました。
令和4年度のインターハイ ハンドボール競技は、愛媛県松山市と伊予市で開催され、試合の様子はインターネットで配信されます。

7月19日(火曜日)もしもに備えて 市職員による避難所等開設運営訓練

訓練でグループワークする職員
避難所備品を組み立てる市職員

市は、災害発生時に開設する避難所・福祉避難所の開設運営責任者や区長・自治会長を対象に避難所等開設運営訓練を「ことぶきアリーナ千曲」で実施し、約100人が参加しました。
訓練は前半と後半に分けて行なわれ、前半は、アルファ米の作り方や避難所・福祉避難所について座学を実施。後半は、避難所ごと16班に分かれてグループワークで避難所配置図を作成。その後、実際に避難所設営の際に使用する間仕切りやテント、ダンボールベットの組み立てなどを行ないました。
小川修一市長は「最近は大雨が多く、私も警報が発令されるたびに、最近は緊張感を持っています。訓練しておけば、いざというときに慌てずに対応できるので、有事の際はよろしくお願いします」と話し、訓練に参加した海野良太さんは「いざというときのために日頃から意識してきたいです」と話しました。

7月17日(日曜日) 千曲市出身音楽家の梨本さんと宮本さんによるハンガリー紹介&ミニコンサートが開催されました

手拍子する梨本さんと宮本さん
ハンガリーについて紹介する梨本さんと宮本さん

市と市教育委員会は、東京オリンピック・パラリンピック開催から1年を記念し、ホストタウンであるハンガリーの紹介イベント「梨本卓幹・宮本慶子の来て観て聴いて ハンガリーってどんな国!?」を信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催し、千曲市出身のピアニスト梨本卓幹(なしもとたくみ)さんと、同じく千曲市出身のクラリネット奏者宮本慶子(みやもとけいこ)さんが登壇しました。
2人はそれぞれハンガリーの国立リスト音楽院に留学した経験があり、現在、宮本さんはハンガリーで、梨本さんは国内を中心に音楽活動を行なっています。
イベント前半では、2人が自身で撮影した映像や写真などを用いて、ハンガリーのリスト音楽院、ハンガリーの街並み、交通手段や暮らしぶりを紹介しました。宮本さんは「ハンガリーに留学していた5年間のうち、半年間ベルギーに留学しましたが、ベルギーからハンガリーという国を見たことによって、よりハンガリーの音楽や言葉、人柄の良さがよくわかりました」と述べました。
イベント後半では梨本さんと宮本さんによるミニコンサートが行なわれ、生演奏でしか味わえない美しい音色で訪れた観客を魅了しました。
この日、夫婦で訪れた小河原さん(杭瀬下)は、「ここに来るまでハンガリーのことはよく知りませんでした。今回コンサートを聴きに来ましたが、ハンガリーについて紹介していただいて、ハンガリーに行ってみたくなりました」と話しました。

7月16日(土曜日)世界的モビリティ技術が集結 ちくま市モビリティFES2022

モビリティFESの講演会の様子
スマートカートegg

信州千曲観光局は、先進的なモビリティ事業の展示イベント「ちくま市モビリティFES2022」を市総合観光会館で開催しました。
このイベントは、昨年に引き続き2回目の開催。最新モビリティの展示・試乗体験や脱炭素・交通量の削減につながる実証実験の報告、飲食ブースの出展などが行なわれ、会場には多くの人が訪れていました。
環境にやさしい乗り物試乗では、グリーンスローモビリティとして株式会社カクイチのスマートカート「egg(エッグ)」が初出展。このモビリティは、最高速度20キロメートル未満の電気車両で公道を走ることができ、1度の充電で約100キロメートル走行することができます。街中をゆったりと周遊できることから、多くの人が試乗をしていました。
小川修一市長は「公民一体となって地元のモビリティを考えていきたいです」と話しました。

7月11日(月曜日)東海大学付属諏訪高校サッカー部 市内出身選手が市長へ全国大会出場を報告

東海大学付属諏訪高校サッカー部の市内出身選手と市長の記念撮影
市長と歓談する東海大学付属諏訪高校の選手と監督

東海大学付属諏訪高等学校サッカー部の忽滑谷祐介監督、鎌田睦輝選手(埴生中出身)と宮下直大選手(屋代中出身)が市役所を訪れ、7月24日から30日にかけて徳島県で開催される「令和4年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」に出場することを小川修一市長へ報告しました。
同校は、6月5日に長野市で行なわれた「令和4年度長野県高等学校総合体育大会サッカー競技大会」の決勝戦で松本国際高等学校と対戦し、前半3分の先制点を最後まで守り抜き1対0で勝利。7大会ぶり2度目の優勝を果たしました。
小川市長は「全国大会は名の知れた強豪校ばかりですが、物怖じしないで優勝目指して頑張ってきてください」と選手を激励しました。
鎌田選手は「チーム一丸で大会に向けて準備しているので、自信をもって試合に挑めると思います」と力強く話し、宮下選手は「長野県代表として恥じない試合をしたいです」と大会へ向けての意気込みを話しました。
初戦は7月24日に四日市中央工業高等学校(三重県)と対戦します。

7月7日(木曜日)大田原地区の活性化について意見交換 「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」を開催

やまぶき会会員と記念撮影する小川市長ら
やまぶき会とのお出かけシェアトークの様子

市民と市長がまちづくりや市への想いを意見交換する「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」が大田原マレットパーク「やまぶき食堂」で開催され、食堂を運営する「やまぶき会」の会員と地元市議会議員ら9人が小川修一市長と意見交換を行ないました。
この日は、「大田原地区の活性化~やまぶき会の存続について~」をテーマに意見交換。大田原マレットパークと同時にオープンした「やまぶき食堂」は20年以上経過し、地元女性を中心に結成された同会も、高齢化により20人近く在籍した会員が現在は4人のみとなりました。活動内容やそばのPRに取り組んでも会員加入や利用者増加に繋がらない現状、大田原マレットパークの利用料値上げや新型コロナウイルスの影響により食堂の利用者が激減していることなど喫緊の課題や会員の想いを小川市長と意見交換しました。
小川市長は「会の活動内容の情報発信など、市でも協力していきたいと考えています。大田原マレットパークと一体的な課題でもあるので、市でも情報を共有して課題解決に向けて頑張っていきたいです」と話しました。

7月3日(日曜日)日本遺産「月の都 千曲」認定二周年記念講演会

左から小松教育長、小川市長、本中所長、飛田参事官、和田(英幸)議長

左から小松教育長、小川市長、本中所長、飛田参事官、和田(英幸)議長

講演会会場の客席のようす
講演する本中所長
講演する飛田参事官

上山田文化会館で日本遺産「月の都 千曲」の認定二周年を記念した講演会が開催されました。

「日本遺産」は地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定し、国内外にその魅力を発信することを目的としています。千曲市では日本の伝統文化である「月見」をテーマにした「月の都 千曲」が、令和2年度に日本遺産に認定されました。

講演会で、名勝「姨捨(田毎の月)」や重要文化的景観「姨捨の棚田」の国指定に尽力された、奈良文化財研究所の本中眞(もとなかまこと)所長は「当時、農地が文化財になった前例が無く、文化財保護法の改正に加え、地元の地権者、所有者の理解を得られるのに苦労しました。私も平成11年から14年間にわたり、棚田貸します制度(オーナー制度)のオーナーを経験し、耕作することの苦労が身に染みました。今後、PRしていくにあたっては、例えば『鏡台山の真ん中から月が出るのは何月頃です』とか、『歌川広重のこの浮世絵のモデルになった場所はここです』とか、来訪者に向けた説明ができるよう研究を続けていく必要があるでしょう」と述べました。
また、文化庁で日本遺産関連事業の統括などで活躍されている飛田章(とびたあきら)参事官は、「日本遺産は一つ一つ散らばっている文化財に対し、ストーリ-を作り、文化財同士を紡いでいくものです。観光面からみると、日本に来る外国人のうち、比較的消費単価の高い人は、日本の伝統文化体験を目的として訪れる傾向にあります。まずは海外の人にストーリーを理解してもらえるような、丁寧な解説をしていくことが大事です。また、地元の人の理解も重要で、観光庁では、DMO(観光局)を中心とした、地域への広がりや、次世代への担い手が生まれることを目指しています」と述べました。
この日、講演を聴きに来た姨捨棚田名月会の金井實会長は「講師の本中所長とは14年間、オーナー制度でご一緒しました。耕作者、保全者の中には、なぜ農業面での補助よりも、観光面で補助金を出すのかという意見もあります。今回の講演会によって、理解も深まったのではないでしょうか」と述べました。

なお、日本遺産「月の都」の概要については、千曲市公式YouTubeチャンネルで確認することができます。

7月1日(金曜日)森林(もり)の里親契約書調印式

森林の里親制度契約調印式の様子
森林の里親制度契約調印式のデモンストレーション時の様子

「森林(もり)の里親契約書調印式」が大池自然の家で行なわれ、生活クラブ生活協同組合の千村康代理事長、若宮他5区財産区の塚田茂雄議長、中坪成海長野地域振興局長と小川修一市長が出席し、契約書に調印しました。
この制度は、県が進める 「森林の里親促進事業」 によって、森林を所有する地域と環境保全活動に熱心な企業が連携して森林づくりに取り組むことができるよう、 県がその仲介役となって「森林の里親契約」 を締結する制度です。森林を所有する地域は、里親となる企業との交流や PR の場として提供するとともに森林整備に取り組み、 里親となる企業は、森林整備の資金や労働力を提供するとともに企業の PR、 社員の福利厚生の場として森林を活用することができます。
同組合は、令和元年から契約締結へ向けて、同財産区のニホンジカ被害地での防護柵ネット設置による森林保全活動を2年にわたり取り組んできており、今回正式に同契約締結に至りました。
調印式で小川市長は「この調印を機に各関係機関の連携がさらに強まることを願っています」と話しました。

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