たばこと健康

更新日:2022年02月07日

たばこの煙の害について

たばこの煙には、非常に多くの化学物質が含まれており、その中には発がん性のある化学物質もあります。
これらは喫煙により、肺に到達し、血液を通じて全身にも運ばれます。発がん性物質は、DNAを損傷し、それががんの原因にもなります。また、動脈硬化が進行したり、血栓ができやすくなり、循環器疾患につながります。

受動喫煙による健康への影響

受動喫煙とは、たばこを吸わない人が、他人のたばこの煙にさらされ、煙を吸い込んでしまうことです。
国立がん研究センターによると、受動喫煙による死亡者数は年間15,000人と推計されています。
受動喫煙を受けている場合の、病気のり患リスクは次のとおりです。

  • 肺がん 1.3倍
  • 虚血性心疾患 1.2倍
  • 脳卒中 1.3倍

健康増進法改正について~受動喫煙防止対策が強化~

望まない受動喫煙をなくすため、改正健康増進法が、2020年4月1日に全面施行され「原則屋内禁煙」になりました。

改正健康増進法の主な内容

  • 多くの施設において屋内が原則禁煙
  • 20歳未満の方は喫煙エリアへ立ち入り禁止
  • 屋内の喫煙には喫煙室の設置が必要
  • 喫煙室には標識掲示が義務付け

 市民のみなさまにおかれましては、ご理解とご協力をいただくとともに、望まない受動喫煙が生じないよう、屋内や家庭であっても、喫煙する際には、周囲に人がいたり、往来の多い場所での喫煙をしないご配慮をいただきますようお願いします。

受動喫煙対策について関連リンク

禁煙外来について

下記のリンク先をご参照ください。

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