カモシカを見つけたら

更新日:2022年03月02日

カモシカについて

 ニホンカモシカ(以下、カモシカ)は、中国地方を除く本州、四国、九州に生息する日本固有の大型哺乳類です。一般に成獣は体長1~1.5メートル程で、黒褐色や灰褐色の体毛で覆われ、オス、メスともに角があります。
 昭和9年に「史蹟名勝天然記念物保存法(現在の文化財保護法)」により天然記念物に指定され、昭和30年には特別天然記念物に指定されています。

住宅を背にした小高い丘の上に、やわらかい毛並みの長い脚をした動物が立っている写真

カモシカを見つけた時の対応について

 カモシカは比較的おとなしく、人に危害を加える動物ではありません。国の特別天然記念物に指定されており、保護の対象となっておりますので、傷つけたり、死なせてしまった場合は法律により罰せられることがあります。
 カモシカを見つけた時は下記のとおりご対応をお願いします。

カモシカが生きている場合

 必要以上に近づいたり、騒ぎ立てたりして、興奮させないようにしてください。また、逃げ道をふさがないでください。

ケガや病気などがなく元気な場合

 カモシカは帰巣本能があり、しばらくすると山に帰っていきます。静かに見守ってください。

ケガや病気などで衰弱し動けなくなっている場合

 農林課へご連絡ください。

カモシカが死んでいる場合

 道路上で交通の妨げになっている等の場合を除き、その場から動かさず、歴史文化財センター(電話番号 026-261-3210)へご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

農林課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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