「稲荷山重伝建地区まちづくりデザイン」を策定しました
千曲市稲荷山地区は、平成26年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、保存建物の修理や修景に対する助成を中心に街並み保存の取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、地区住民・建物所有者・まちづくりに関わる団体などとの取り組みに関する情報共有や連携の不足など、課題が残されていました。
こうした課題の解決を目指し、伝統的な街並みを活かしたまちづくりの方向性を定めるため、令和5年3月に地区全体の整備構想である「稲荷山重伝建地区まちづくりデザイン」を策定しました。
1 経過
デザインの策定にあたっては、令和4年度に工学院大学建築学部の協力を得ながら、ワークショップや検討会を通じてアイデアや要望を整理しました。
2 概要
●基本理念
「地域とともに繁栄を守り・伝え・創る・北信濃の商都稲荷山」
●基本方針と取り組み
基本理念達成のため、5つの基本方針を定め、41の取り組みを設定しました。
●エリア設定
「文教」「観光」「散策」をテーマとした3つのエリアを地区内に設定し、整備の方向性を整理しました。
3 計画書(概要版)
稲荷山まちづくりデザイン(概要版)(PDFファイル:2.1MB)
「デザイン」の詳細については、令和7年度末に公表の予定です。
この記事に関するお問い合わせ先
歴史文化財センター
〒389-0897
長野県千曲市上山田温泉四丁目15-1
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更新日:2025年09月11日