企画展「天正壬午の乱~本能寺の変後の松田氏と屋代氏~」を開催します

更新日:2026年08月27日

天正壬午の乱と信濃~企画展のコンセプト~

天正10年(1582年)は信濃国にとって激動の年でした。3月には信濃を支配していた武田家が織田信長に攻められて滅亡し、そのわずか3か月後の6月には、本能寺の変により織田信長が死去したことで信濃国内は大きく混乱しました。近年の研究では、この激動の一年を、天正10年の干支が「壬午」であることにちなみ、「天正壬午の乱」と呼んでいます。

主のいなくなった信濃は、越後の上杉景勝、三河の徳川家康、小田原の北条氏直といった著名な戦国大名による領土拡張戦争の草刈り場となりました。ただしその足元では、信濃に土着していた地域の武士である国衆たちも、自らの支配領域を広げるべく争いを繰り広げていました。戦国大名はそうした国衆の動向を見据えながら味方に引き入れ、自分たちが有利に戦争を進められるよう尽力しました。

現在の千曲市域にあたる更級郡と埴科郡にも国衆は複数いましたが、なかでも現在まで古文書を残している国衆が松田氏と屋代氏です。松田氏は稲荷山城や松田家館を拠点として、屋代氏は屋代城・荒砥城・佐野山城を拠点として活動しました。特に屋代氏は主君を頻繁に変えながら縦横無尽に活躍しました。そのさまは真田昌幸に匹敵するほどです。

本企画展では、天正壬午の乱とその後の数年間における松田氏と屋代氏の動向について古文書からさぐります。企画展を通して、戦国の世を生き抜いた国衆の生きざまを感じとっていただけたら幸いです。

徳川家康自筆書状(屋代秀正宛)

徳川家康自筆書状(屋代秀正宛)(屋代家文書/千曲市所蔵)

屋代秀正覚書

屋代秀正覚書(パネル展示)(室賀家資料/長野県立歴史館所蔵)

上杉景勝朱印状(松田民部助宛)

上杉景勝朱印状(松田民部助宛)(松田家文書)(千曲市武水別神社神官松田邸所蔵)

上杉景勝書状(岩井備中守宛)

上杉景勝書状(岩井備中守宛)(パネル展示)(長野県立歴史館所蔵文書)

開催概要

会期 9月25日(金曜日)~11月22日(日曜日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
開館日 金曜日・土曜日・日曜日
観覧料 一般300円(250円)、高校生150円(100円)、中学生以下無料 ※カッコ内は団体料金。団体は20名以上

関連事業

松田邸講座「戦国時代の古文書を読む」

戦国時代の古文書の見方や特徴についてわかりやすく解説します。※古文書解読講座ではありません。

10月10日(土曜日)午後1時30分~3時
会場 武水別神社神官松田邸
講師 武水別神社神官松田邸学芸員
受講料 無料。ただし観覧料が必要です。
定員 30人(先着順)
申込方法 9月4日(金曜日)から10月4日(日曜日)までに、電話もしくは松田邸窓口でお申し込みください。

展示解説会

担当者が展示資料をわかりやすく解説します。

10月3日(土曜日)・17日(土曜日)・31日(土曜日)、11月21日(土曜日)午後1時30分~午後2時10分

※解説会終了後、希望者を対象に下記のオプションを開催します。

  • 午後2時10分から午後2時30分 長野県史跡「武水別神社神主松田家館跡」の見学会 
  • 午後2時45分から午後3時 一重山の民話「はなとり地蔵」の紙芝居
参加費無料・申込不要です。ただし観覧料が必要です。

屋代秀正の居城・屋代城をめぐる

屋代秀正の居城・屋代城跡を歩き、戦国時代の山城を体感します。

11月14日(土曜日)午前9時30分~正午

詳しくは後日おしらせします(9月25日にホームページを更新予定。市報10月号にも掲載予定)。

企画展チラシはこちらをご覧ください

武水別神社神官松田邸の地図・施設紹介はこちらをご覧ください

この記事に関するお問い合わせ先

武水別神社神官松田邸
〒387-0023
長野県千曲市大字八幡3033番地25
電話番号 026-247-8760
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