熱中症にご注意ください
熱中症はどのようにして起こるのか…?
熱中症を引き起こす条件は、「からだ」「環境」「行動」によるものが考えられます。
人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。
それが「からだ」「環境」「行動」の3つの要因によって、体温の上昇と調節機能のバランスが崩れ、どんどん熱が身体に溜まってしまいます。
このような状態が熱中症です。
若年者は運動中に、30~50歳代は労働中に、高齢者は室内にて日常生活を送っている時に熱中症を発症していることが多いことが分かっています。
熱中症を予防するには…?
日常生活の中で様々な観点から熱中症予防を心掛けながら生活を送りましょう。
特に高齢者や小さな子供、障がいのある方は注意が必要です!
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調節機能も低下しているので周囲の方の注意喚起が必要です。
また、子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。
千曲市の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について
熱中症の症状について
分類 |
症状 |
対応 |
---|---|---|
1度 |
めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、大量の発汗がある |
・まず涼しい場所に移動しましょう ・衣服を緩め、からだを冷やしましょう ・水分、塩分を取りましょう |
2度 |
頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感 |
・まず涼しい場所に移動しましょう ・衣服を緩め、からだを冷やしましょう ・水分、塩分を取りましょう ・足を高くして休みましょう ・すぐに医療機関を受診しましょう |
3度 |
意識がない、痙攣、呼びかけに対しての返答がおかしい、まっすぐに歩けない、走れない、体温が高い |
・すぐに救急車を呼びましょう ・氷や水で冷やしましょう(首・脇の下・足の付け根など) |
熱中症警戒アラートについて
気象庁と環境省が県内の観測地点の一か所で暑さ指数が33を超える予報が出ると「熱中症警戒アラート」を発令します。発令時には、千曲市ホームぺージのトップページに表示されます。
また、X(旧Twitter)、公式LINEなどでも随時発信していきますので、ご覧ください。
熱中症に関する詳しい情報はこちらから
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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更新日:2024年08月01日