熱中症にご注意ください

更新日:2024年01月25日

熱中症はどのようにして起こるのか…?

熱中症を引き起こす条件は、「からだ」「環境」「行動」によるものが考えられます。

人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。

それが「からだ」「環境」「行動」の3つの要因によって、体温の上昇と調節機能のバランスが崩れ、どんどん熱が身体に溜まってしまいます。

このような状態が熱中症です。

若年者は運動中に30~50歳代は労働中に高齢者は室内にて日常生活を送っている時に熱中症を発症していることが多いことが分かっています。

 

 

【からだの要因】高齢者、乳幼児、持病のある方、肥満の人、暑さに慣れていない人、体調の悪い人など

からだの要因として、高齢者、乳幼児、持病のある方、肥満の方、暑さに慣れていない方、体調の悪い方などが該当します。

【環境の要因】気温・湿度が高い、日差しが強く風がない日、急に暑くなった日、エアコンのない部屋、閉め切った部屋など

環境の要因として、気温や湿度が高い、日差しが強く風がない日、急に暑くなった日、エアコンのない部屋、閉め切った部屋などが該当します。

【行動の要因】水分補給をしない・できない、激しい運動、慣れない運動や肉体労働、長時間の屋外作業など

行動の要因として、水分補給をしなかったり、できない状況、激しい運動、慣れない運動や肉体労働、長時間の屋外作業などが該当します。

熱中症を予防するには…?

日常生活の中で様々な観点から熱中症予防を心掛けながら生活を送りましょう。

特に高齢者や小さな子供、障がいをお持ちの方は注意が必要です!

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。

高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調節機能も低下しているので周囲の方の注意喚起が必要です。

また、子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。

 

 

扇風機やエアコンを使用して温度調節をしましょう。また、外出時には日傘や帽子を使用して直射日光を避けましょう。

暑さを避けるために、扇風機やエアコンでこまめに温度調節をしたり、外出時には暑い日や暑い時間帯を避けて、涼しい服装を心掛け、日傘や帽子を使用しましょう。

 

のどが渇く前に水分を摂取しましょう。汗をかいたらスポーツドリンクなどで塩分も摂取しましょう。

こまめに水分を補給するために、のどが渇いていなくても水分を取り、塩分も忘れずに取りましょう。

 

日頃から体調に気を遣い、体調が悪いと感じたら無理せず休み、早めに医療機関を受診しましょう。

日頃から体調管理を心掛け、規則正しい生活を送りましょう。

熱中症の症状について

熱中症の症状について

分類

症状

対応

1度

めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、大量の発汗がある

・まず涼しい場所に移動しましょう

・衣服を緩め、からだを冷やしましょう

・水分、塩分を取りましょう

2度

頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

・まず涼しい場所に移動しましょう

・衣服を緩め、からだを冷やしましょう

・水分、塩分を取りましょう

・足を高くして休みましょう

・すぐに医療機関を受診しましょう

3度

意識がない、痙攣、呼びかけに対しての返答がおかしい、まっすぐに歩けない、走れない、体温が高い

・すぐに救急車を呼びましょう

・氷や水で冷やしましょう(首・脇の下・足の付け根など)

 

 

熱中症警戒アラートについて

令和2年7月1日から、気象庁と環境省が、県内の観測地点の1か所で暑さ指数が33を超える予報が出ると「熱中症警戒アラート」を発令します。
報道などにも気を付けて、熱中症の危険が高いときは外出などを控える、涼しい場所にいるなどの予防策をとってください。

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