予防接種
予防接種は、感染症にかからないために、非常に効果の高い手段の一つです。予防接種の効果と副反応をよく理解して、予防接種を受けましょう。
そして、感染症にかからないように、また、他の人に感染させないように予防しましょう。
子どもの予防接種
実施について
- 年間を通じて個別に指定医療機関で実施しています。
- 必ず予約をしてから受けてください。
令和6年4月~市内指定医療機関一覧 (PDFファイル: 206.5KB)
- (注意1)市外にかかりつけ医療機関がある場合、県内の「予防接種相互乗入れ制度」に参加している医療機関であれば千曲市の予診票を利用して受けることができます。
参加医療機関は、長野県医師会ホームページで確認できます。(下記リンク) - (注意2)里帰りなどの理由のため、県外で接種を受けたい場合は、千曲市健康推進課予防保健係へ早めにご相談ください。
- (注意3)千曲市から転出した場合は千曲市の予診票は利用できなくなります。
転出日以降(転出届を提出した日も含みます)、千曲市の予診票を使って予防接種を受けた場合、公費負担が認められず全額自己負担となる場合もございますので、ご注意ください。
お住まいの市町村以外での予防接種について(長野県医師会のサイト)
持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票 (注意)生後1か月頃に「予防接種予診票の綴り」を送付しています。
- 印鑑
予防接種の種類・対象者・回数
- ロタウイルス
- Hib(インフルエンザ菌b型)
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- 五種混合(DTP-IPV-Hib) 【ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib】
- 四種混合(DTP-IPV)【ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ】
- 二種混合(DT)【ジフテリア・破傷風】
- BCG
- 麻しん・風しん(MR)
- 水痘(みずぼうそう)
- 日本脳炎
- 子宮頸がん
ロタウイルス
ワクチンの種類
- ロタリックス
- ロタテック
(注意1)2種類とも、予防効果や安全性に差はないとされています。
(注意2)接種するワクチンは、同じワクチンを決められた回数接種してください。
(注意3)どちらのワクチンの接種を受けるかは、1回目接種時に医療機関に相談してください。
対象年齢
- ロタリックス 出生6週0日後から24週0日後まで
- ロタテック 出生6週0日後から32週0日後まで
接種間隔・回数
- ロタリックス 27日以上の間隔をあけて、2回経口接種
- ロタテック 27日以上の間隔をあけて、3回経口接種
(注意1)どちらのワクチンも、初回接種は、出生14週6日後までに接種してください。出生15週0日以降の初回接種はお勧めしていません。
(注意2)ワクチンがうまく飲めなかったり、吐いてしまった場合でも、わずかでも飲み込んでいれば、効果に問題はありませんので、再度接種する必要はありません。
Hib(インフルエンザ菌b型)
対象年齢
生後2か月から5歳に至るまで
接種間隔・回数
(注意)初回接種開始時の月齢ごとに接種回数が異なります。
(1)生後2か月から7か月に至るまでに接種を開始する場合
- 初回:27日(医師が必要と認める場合は20日)から56日の間隔で3回接種
(3回目の接種は、生後12か月に至るまでに接種) - 追加:3回目の接種終了後、7か月から13か月までの間隔をおいて1回接種
(2)生後7か月から12か月に至るまでに接種を開始する場合
- 初回:27日(医師が必要と認める場合は20日)から56日までの間隔で2回接種
(2回目の接種は、生後12か月に至るまでに接種) - 追加:2回目の接種終了後、7~13か月までの間隔をおいて1回接種
(3)1歳から5歳に至るまでに接種を開始する場合
1回接種
小児用肺炎球菌
対象年齢
生後2か月から5歳に至るまで
接種間隔・回数
(注意)初回接種開始時の月齢ごとに接種回数が異なります。
(1)生後2か月から7か月に至るまでに接種を開始する場合
- 初回:27日以上の間隔で3回接種
(2回目の接種は生後12か月までに、3回目の接種は生後24か月までに接種) - 追加:3回目の接種終了後、60日以上の間隔をおいて生後12か月以降(標準として生後12~15か月の間)に1回接種
(2)生後7か月から12か月に至るまでに接種を開始する場合
- 初回:27日以上の間隔で2回接種(2回目の接種は、生後24か月までに接種)
- 追加:2回目終了後、60日以上の間隔をおいて生後12か月以降に1回接種
(3)1歳から2歳に至るまでに接種を開始する場合
60日以上の間隔をおいて2回接種
(4)2歳から5歳に至るまでに接種を開始する場合
1回接種
B型肝炎
対象年齢(標準的な接種期間)
1歳に至るまで(標準として生後2か月から9か月に至るまでの間)
接種間隔・回数
3回接種
27日以上の間隔で2回接種し、1回目の接種から139日以上の間隔をおいて3回目を接種
五種混合(DPT-IPV-Hib) 【ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib】
令和6年4月1日から定期接種になりました。
これまで、別々で接種していた四種混合ワクチンにHibワクチンを追加したワクチンです。
対象年齢(標準的な接種期間)
生後2か月から7歳6か月に至るまで
接種間隔・回数
- 初回:20日から56日の間隔で3回接種
- 追加:3回目の接種終了後、6か月以上(標準として6~18か月まで)間隔をおいて1回接種
四種混合(DPT-IPV)【ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ】
対象年齢(標準的な接種期間)
【第1期】生後2か月から7歳6か月に至るまで
接種間隔・回数
- 初回:20日から56日の間隔で3回接種
- 追加:3回目の接種終了後、6か月以上(標準として12~18か月まで)間隔をおいて1回接種
不活化ポリオ
接種年齢
生後2か月から7歳6か月に至るまで
接種間隔・回数
4回接種
- 初回:20日以上(標準として20~56日)の間隔をおいて3回接種
- 追加:3回目の接種終了後、6か月以上(標準として12~18か月)の間隔をおいて1回接種
(注意)経口生ポリオワクチンを2回接種している場合は、不活化ポリオの接種は不要です。
経口生ポリオワクチンを1回接種している場合は、生ワクチン接種終了後、27日以上の間隔をおいて不活化ポリオを、
- 初回:20日以上(標準として20~56日)の間隔をおいて2回接種、
- 追加:初回2回目の接種終了後、6か月以上(標準として12~18か月)の間隔をおいて1回接種
二種混合(DT)【ジフテリア・破傷風】
接種年齢(標準的な接種期間)
【第2期】11歳以上13歳未満(標準として、11歳から12歳に至るまでの間)
(注意)予診票は、11歳の誕生月の翌月に送付します。
接種間隔・回数
1回接種
BCG
接種年齢(標準的な接種期間)
1歳に至るまで(標準として、生後5か月から8か月に至るまでの間)
接種間隔・回数
1回接種
麻しん風しん混合(MR)
接種年齢(標準的な接種期間)
- 【第1期】1歳から2歳に至るまで
- 【第2期】小学校就学前1年の間(年長児)(注意)平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれのお子さん
接種間隔・回数
- 【第1期】1回接種
- 【第2期】1回接種
水痘(みずぼうそう)
接種年齢
1歳から3歳に至るまで
(注意)水痘にかかったことがある場合は対象外
接種間隔・回数
2回接種
標準として生後12か月から15か月の間に1回目を接種し、1回目の接種終了後3か月以上(標準として6か月から12か月までの間隔)をおいて2回目を接種
日本脳炎
接種年齢(標準的な接種期間)
第1期
生後6か月から7歳6か月
(標準として、初回:3歳から4歳に達するまでの間、追加:4歳から5歳に達するまでの間)
第2期
9歳以上13歳未満
(標準として、9歳から10歳に達するまでの間)
(注意)平成26年4月1日以前に生まれたお子さんは、9歳の誕生月の翌月に予診票を送付しています。
平成26年4月1日以降に生まれたお子さんは、「予防接種予診票の綴り」に入っています。
接種間隔・回数
第1期
- 初回:6日以上(標準として6日から28日)の間隔をおいて2回接種
- 追加:2回目の接種終了後、6か月以上(標準としておおむね1年)の間隔をおいて1回接種
第2期
1回接種
子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮頸がんワクチンのページをご覧ください。
任意おたふくかぜ
任意おたふくかぜ予防接種については、一部費用助成があります。詳細は「任意おたふくかぜ予防接種費用一部助成のお知らせ」のページをご覧ください。
大人の予防接種
予防接種の種類・対象者・回数
- 高齢者肺炎球菌
- 風しん第5期(風しん抗体検査・予防接種)
- 風しん予防接種費用助成
高齢者肺炎球菌
接種対象者
(1)65歳の方
(2)60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能または、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がい(身体障害者手帳1級相当)を有する方
接種期間
(1)65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで
(2)令和6年4月1日~令和7年3月31日
(注意)接種日時点で、対象年齢を迎えていることを確認のうえ接種を受けてください。この期間に接種できなかった場合、全額自己負担(任意接種)となります。
接種回数
1回
(注意)過去に1回でも(任意接種含む)高齢者肺炎球菌ワクチンを接種されたことのある方は、定期接種の対象外となります。
接種費用
2,000円(自己負担額)
持ち物
- 予診票
- 健康保険証
- 接種費用(2,000円)
(注意)予診票は、(1)の対象者の方には65歳の誕生月の翌月に送付します。(2)の対象者の方で、接種ご希望の方には個別で予診票を送付しますので、健康推進課予防保健係までご連絡ください。
接種方法
下記実施医療機関に直接または電話にて予約をして、予診票・健康保険証・接種費用を持参し接種をする。
高齢者肺炎球菌予防接種実施医療機関 (PDFファイル: 131.2KB)
風しん第5期(風しん抗体検査・予防接種)
風しんの抗体検査・予防接種を公費で受けられます。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、風しんの定期接種の対象者となります。
風しんの予防接種を受けるには、クーポン券を利用して、まず風しんの抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、定期接種の対象となります。
この事業は、令和元年度~令和3年度までの時限的な事業としていましたが、令和6年度まで実施期間を延長しています。期限は残り1年です。ご注意ください。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
風しんの第5期定期予防接種(大人の風しん抗体検査・定期予防接種)
風しん予防接種費用助成
千曲市では、先天性風しん症候群の発症を防ぐため、長野県等(行政機関)で実施する風しん抗体検査を受けた結果、
抗体価が低いと認められ予防接種が必要と判定された人に、風しんワクチン予防接種の費用を一部助成します。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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更新日:2024年04月01日