千曲川関連治水対策(千曲市内)の現在状況

更新日:2024年06月05日

千曲川関連治水対策(千曲市内)の概要

千曲川では、令和元年東日本台風(台風第19号)における甚大な被害を受け、令和2年1月31日に「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」がとりまとめられました。

現在、国・県・流域市町村の関係機関が連携し、水系全体で河川における対策、流域における対策、まちづくり・ソフト対策を一体的かつ緊急的に進めています。

このページでは、そうした千曲川関連治水対策の千曲市内における進捗状況をお知らせします。

信濃川水系緊急治水対策プロジェクト全体に関する、より詳細なパンフレット・ロードマップなどは、以下の概要ページをご覧ください。

信濃川水系緊急治水対策プロジェクトの概要ページ(外部サイト)

千曲市内における各種取り組みの進捗状況

遊水地整備の進捗状況

大規模な洪水が発生した際に、千曲川の水を一時的に貯留するために、千曲市内で2か所(埴生遊水地:埴生地区、平和橋遊水地:八幡地区)の遊水地整備が計画されています。

市内に整備される遊水地は、限られた期間内で事業を進めるために事業所を避けた「暫定形」での整備が計画されており、面積はそれぞれ約10ヘクタール、容量は約30万トンです。

埴生地区の遊水地計画では、遊水地事業と合わせて東林坊川と千曲川本川の合流点に背割堤(2つの川を区切り平行な流路とする堤防)を設け、合流点を下流に約500m動かすことで、東林坊川への千曲川本川からの背水(下流での水位変化の影響が上流に及ぶこと)の影響を低下させ、住宅地への浸水被害解消を図る計画です。

八幡地区の遊水地計画では、上流に位置する住宅地(八幡代団地)から約30メートル離して堤防を設置するとともに、若宮用水の内水排除機能を残したまま整備を行います。

併せて、千曲川からの背水による住宅地(八幡代団地)への浸水を解消するため、住宅地の周りに盛土や壁立てを実施する計画です。

千曲市におけるこれら2つの遊水地整備計画は、地権者の皆さまなどを対象とした複数回の説明会やアンケートを実施しており、今後もご理解を得ながら進めてまいります。

千曲市内における遊水地整備計画地の位置図

国、市で行った住民説明会に関する情報は、国土交通省北陸地方整備局のWEBサイトで公開されています。

各地元説明会の概要及び資料一覧(外部サイト)

その他取り組みの進捗情報

千曲市内での千曲川治水対策の進捗状況

河道掘削

これまでステップ1(赤坂橋上流)が進められ、

昨年度からステップ2(土口水門付近)が着手されています。

(令和6年5月時点)

堆積土砂除去

千曲市内で計画されていた4か所すべて完了しました。

(令和6年5月時点)

堤防強化工事等

雨宮地区の護岸ブロックの整備が令和4年5月に完了しました。

今後、上流側でも堤防強化の延伸が予定されています。

また、杭瀬下地区の粟佐橋上流では護岸の災害復旧工事、力石地区の笄橋上流では低水護岸の災害復旧工事も完了しました。

(令和6年5月時点)

千曲川の砂礫河原を再生しています

国土交通省千曲川河川事務所では、沿線住民などの関係者や学識者と連携・協働しつつ、市も協働する中で砂礫河原の保全・再生などに取り組んでいます。

自然再生事業では千曲川の土砂を掘削することで砂礫河原を再生し、樹林化を防ぎます。現在、上徳間地区で掘削が進められており、その後平和橋下流右岸の中地区において自然再生事業が予定されています。

2024年5月号(PDFファイル:865.5KB)

千曲市報による情報発信

 

千曲市内で進められている「埴生遊水地整備」や「平和橋遊水地整備」に関する情報は、千曲市報でも発信しています。

2021年10月号(PDFファイル:7.1MB)

2022年2月号(PDFファイル:10.1MB)

2022年6月号(PDFファイル:12.3MB)

2024年6月号(PDFファイル:565.5KB)

 

また、千曲市独自の取り組みとして、遊水地が完成するまでの応急的な水防活動として大型土のうを設置しています。