千曲市自転車活用推進計画

 自転車は、子どもから高齢者まで幅広い世代が利用でき、環境にも優しい身近な交通手段です。また、健康づくり、観光振興や地域活性化にもつながることから、自転車を活かしたまちづくりが注目されています。
 国は平成29年に「自転車活用推進法」を施行し、長野県は平成31年に「長野県自転車活用推進計画」を策定しています。

 これらの国や県の動向を踏まえ、市は令和2年3月に地域の喫緊の課題である観光振興を目的とした「千曲市自転車活用推進計画」（当初計画）を策定しました（計画期間：令和2年度～令和8年度の7年間）。
 令和3年3月には、まちづくり、健康、環境や交通安全などの他の視点も含めた自転車活用を推進するために1回目の改定を行いました。
 さらに、令和6年3月に、自転車を取り巻く社会情勢の変化やこれまでの取組、市民意識の変化などを踏まえて2回目の改定を行いました。

 市民や来街者が、自転車を安全で快適に楽しむことができる環境を創出し、自転車をより身近で快適な移動手段として活用するライフスタイルへ転換することで、地域の賑わい創出や市民のQOL（生活の質）向上を目指します。

 自転車利用環境状況と課題や国の自転車活用推進計画で定める基本目標を踏まえ、本市における基本方針を「基盤整備」「健康・環境」「観光振興」「交通安全」の4つに設定し、延べ33の施策を実施・検討します。

基盤整備

市民や来街者の安全で快適な自転車利用に向けた基盤整備の推進

計画的な自転車ネットワーク路線整備の推進 など9施策

健康・環境

自転車の活用により健康的で環境にやさしいライフスタイルへの転換

自転車による環境負荷低減の推進 など4施策

観光振興

千曲川サイクリングロードを核としったサイクルツーリズムの推進

レンタサイクル・シェアサイクルの推進 など13施策

交通安全

自転車事故ゼロを目指した自転車ルール・マナーの周知啓発

若年層・高齢者への交通安全教育の充実 など6施策

全体

自転車駐車対策に関する条例の改正

千曲市自転車の安全利用及び自転車等の駐車対策に関する条例の改定1施策